PCR検査、抗原検査、抗体検査の違いって?

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2021年1月25日

PCR検査とは


唾液を取る人

PCR検査とはポリメラーゼ連鎖反応(Polymerase Chain Reaction)の略で、ウイルスの遺伝子を専用の薬液を用いて増幅させ検出させる検査方法です。鼻や咽頭を拭って細胞を採取し、検査を行います。発症から9日以内であれば唾液からの検査も可能です。
PCR検査は新型コロナウイルス感染症の確定診断に用いられており、この検査で陽性判定が出た場合には新型コロナウイルスに検査時点で感染しているということになります。

抗原検査とは

唾液を取る人

抗原検査とはウイルスに感染した細胞が特異的に産生する抗原を検知して診断に導く検査のことを言います。PCR検査と同様に、現時点で新型コロナウイルスに感染しているか、という診断に用いられることがあります。
抗原検査は、少ない時間で結果が出ることと、特別な検査機器を必要としないというメリットがあります。
しかし、抗原検査が陽性になるには多くのウイルスが必要となるため、たとえ新型コロナウイルスに感染していたとしても、ウイルス量が少ない場合は陰性となってしまいます。
そのためPCR検査に比べ検出率は劣り、診断をつけるためには一定のウイルス量が必要となるため、PCR検査での確定診断が必要となる場合があります。

抗体検査とは

 

抗体検査とは、過去にそのウイルスに感染していたかを調べる検査です。
ウイルスに感染すると形成されるタンパク質(抗体)が血液中に存在するかを調べます。
抗体検査は新型コロナウイルスに感染後13日以降では、96.9%の陽性率ですが、感染後9~12日目の陽性率は約50%とまだ、期待されるほどの制度が出ていないことも現状です。

体内に抗体ができるまでには時間がかかり、現在そのウイルスに感染していないことの検査に用いることは難しいとされています。
ウイルスに感染した場合だけでなく、ワクチンを打ったことによって抗体ができた場合にも陽性となります。
コチラの検査は自治体の公表する新型コロナウイルスの検査実施数にカウントされません。

プライベートクリニック六本木のPCR検査について

当院ではジェネシスヘルスケア株式会社のSARS-CoV-2(COVID-19)リアルタイム RT-PCR 検査を導入しています。

リアルタイム RT-PCR は、採取された検体から精製した RNA を検体とし、RNA を検出できる高感度で定量的な検査方法の一つです。当院の試験方法は、SARS-CoV-2 検査の公定法である国立感染症研究所の「病原体検出マニュア ル 2019-nCoV」に遵守しているだけでなく、米国の FDA(https://www.fda.gov/media/134922/download)で説明されているように、国際基準にも準拠した精度の高い検査を実現しています。

参考資料1:日本疫学会「新型コロナウイルス感染予防対策についてのQ&A
参考資料2:ジェネシスヘルケア株式会社「SARS-CoV-2(COVID-19)リアルタイムRT-PCR検査について

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