コロナウイルスの治療について

2021年1月25日

Q, もし新型コロナウイルスに感染してしまった場合、どんな治療をするの? 

A. コロナウイルスに対する特効薬は現在ありません。対症療法となります。 コロナウイルスそのものに効く薬は現在確立されていません。そのため、咳や熱などの症状を緩和する薬を飲み薬や点滴で投与します。生じている症状を和らげるための治療を”対症療法”といいます。これまでの治療では解熱剤や鎮咳薬(咳を鎮める薬)を使用してきました。また肺炎を起こした場合には酸素投与や人工呼吸器の装着を行うこともあります。 

 

また、この新型コロナウイルス感染症に対する薬として、レムデシビルが承認されました。しかしこれは重症者を対象とした薬であり、副作用のリスクもあるため、広く使える特効薬とはいえません。 ほかにアビガンという薬の名前もニュースなどで耳にしたことがあると思います。アビガンはもともと一般的なインフルエンザの治療薬(タミフルなど)が効かない新型インフルエンザの流行に備えて、国が備蓄する場合に限って承認された薬です。そのため一般には流通していません。また副作用なども確認されており、簡単に使用することが出来ません。現在有効性や安全性の検証が進められています。 

 Q,味覚障害や嗅覚障害に対する薬はあるの? 

 

A. 治療法はありません。 味覚障害や嗅覚障害に対する治療法は確立しておらず、ほとんどは自然に治るのを待ちます。大体1か月程度で治ることが多いですが、個人差があります。10%ほどの方には1か月経過しても嗅覚障害などが残ることがあり、その場合は状態に応じて嗅覚刺激療法などを行う場合もあります。

まとめ

新型コロナウイルスに対する特効薬は現在なく、症状を和らげる薬を使用します。まずはコロナウイルスにかからないよう、感染予防策を徹底しましょう!

参考資料:厚生労働省HP

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